「思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」を観て… / それぞれの感想

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里親・里子・実子へのここまで深いインタビューを、私はみたことがありません。綺麗事ではない、複雑な生身の声を聞き、心が揺さぶられました。

山本家の、とくに実子の思いに考えさせられました。それでいて、山本ご夫妻の大らかな姿勢、実行に移す強い意志に圧倒されます。でも特別なことをしている風ではなく、飄々としている。子どもたちもどこかそんな感じで強さも弱さも受け入れているような…力を抜いて、親戚のホームビデオを観ているような温かい感覚を覚えたような…そんな映像でした。家族って何だろう。血縁ってあまり意味ないなあと感じました。(I.Yさん)

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はじめは里子のJFC二人のところを見始めたのですが、里親はどのように考えていたのだろう、さらには実子の二人は状況をどう思っていたのだろうと、芋づる式に少しづつ見させていただきました。

里親と里子について、ほとんど知らなかったので興味深かったです。あたりまえですが、里子でも人によって違うこと、見落とされがちな実子の立場など、長編小説のように、個々のエピソードが重なり合い豊かな物語を紡いでいるように感じました。ありがとうございます。(M.Tさん)

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