- 2024年9月25日
ハンセン病差別と琉球弧の軍事化拡大を映すDVD発売
奄美大島生まれ、沖縄在住の奥間政則さん(58歳)。両親は元ハンセン病患者だが、世間のハンセン病への差別・偏見の根深さ故に、子どもたちにハンセン病のことは一切語らなかった。知らぬまま奥間さんはずっと父を恨(うら)み、「なんであんな男と結婚したのか」と母を責めた…
奄美大島生まれ、沖縄在住の奥間政則さん(58歳)。両親は元ハンセン病患者だが、世間のハンセン病への差別・偏見の根深さ故に、子どもたちにハンセン病のことは一切語らなかった。知らぬまま奥間さんはずっと父を恨(うら)み、「なんであんな男と結婚したのか」と母を責めた…
新作DVD完成『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則 ~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~』 2024年9月 (106分) ★上映権・資料付 25,000円(税込) ★個人視聴用(資料付) 3,000円(税込) 詳細は、ここをクリック
戦争の新事実 強制収容された人々の息遣いが聴こえる 戦後79年。自分たちの足元で起きた戦争犯罪を記録しておかなければ、無いものとして歴史から消えてしまう。太平洋戦争時の外国人捕虜の実態を調べている市民団体「POW(Prisoner of War=戦争捕虜)研究会」(会員数80名)が、20年以上にわた […]
2020年8月1日(土)、第26回目の「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」が、保土ヶ谷区の英連邦戦死者墓地で行われました。長梅雨がやっと明け、夏の日差しが戻った当日でした。毎年8月の第一土曜日という暑い盛りに開催されるのも、炎暑の中、過酷な強制重労働、栄養失調などで、生命を奪われた多くの捕虜の一人ひとりの声を聞くためという創設当初の志を継承しています…発起人のお一人雨宮剛先生(85歳)が、今年はお元気で出席され、亡くなられた発起人のお二人斎藤和明先生、永瀬隆さんを偲び、原点を今一度思い起こすよすがとして、永瀬隆さんの「泰緬鉄道の悲劇と真実」という岡山の高校生たちへの講演記録を配布…
2022年8月6日(土)、第28回目の「英連邦戦没捕虜追悼礼拝」が、保土ヶ谷区の英連邦戦死者墓地で行われました…今年は第1回追悼礼拝から「追悼の辞」を述べてきた関田寛雄牧師(94歳)の追悼の辞が今年で最後になるというので…
関田寛雄さんはいま、日本基督教団の牧師ですが、戦中は牧師の父親のもとに生まれたため、まわりに差別され、悲しい思いをし、その境遇を恨めしく思っていた、といいます。そうであったからこそ、関田さんは、「より日本人」になろう、と思ったそうです。誰もよりも率先して「軍国少年」になりきろうとした…