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「私」「戦争」~個人の記憶

個人の経験に根ざした、いまへと繋がる消えない、癒えない記憶を手触り感のあるものとして記録する。

 

  • 2025年8月5日

小さな上映会をしませんか ~ 新作DVD・『母を恋う 子は親の親は子の名を叫びつつ 火群(ほむら)の中を逃げまどうなり 向井 承子』

戦後80年、8月15日発売の「記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験~」DVD『母を恋う 向井承子』を企画・制作…向井さんは、母の記録と共に「戦争の記憶」を遺す最後の世代として「記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験」を「自分の言葉」で語る…

  • 2025年8月5日

特設・新作DVD『母を恋う 子は親の親は子の名を叫びつつ 火群(ほむら)の中を逃げまどうなり 向井 承子』のご案内(2025年8月 発売)

記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験~1945年4月13日(城北大空襲)、空襲の東京を母と共に逃げまどう。敗戦後、北海道への疎開、飢え、兄の死、「若木に絡みつき養分を吸い取られるような」気がしたという母との葛藤・確執…

  • 2025年5月11日

不朽の3作品を通して考える「ハンセン病とは何だったのか」~「国策としての差別」に翻弄された当事者の姿が問う日本人の理念(「福音と社会」Vol.338 / 2025年2月28日 号からの転載 ・文 / 長坂寿久)

「福音と社会」Vol.338 2025年2月28日号に投稿されている『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~』に関する評論記事。執筆者の長坂寿久さんの許可を得て転載させていただきました。(「隣る人」工房)

  • 2024年9月25日

ハンセン病差別と琉球弧の軍事化拡大を映すDVD発売

奄美大島生まれ、沖縄在住の奥間政則さん(58歳)。両親は元ハンセン病患者だが、世間のハンセン病への差別・偏見の根深さ故に、子どもたちにハンセン病のことは一切語らなかった。知らぬまま奥間さんはずっと父を恨(うら)み、「なんであんな男と結婚したのか」と母を責めた…