言葉、音声、画像、動画等を駆使し、個人に光を当て、個を大切にした記録活動。表現行為を通して、時空をまたぎ、人とつながり、人と人とをつなげていくことを探求しています。
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ロシアによるウクライナへの軍事侵攻・2022 関連

  • 2022年4月11日

「バビ・ヤール渓谷」~誰が虐殺の現場を消したのか(ウクライナ)

1941年9月29日、キエフを占領したナチス・ドイツが、市内のユダヤ人全員を集め、衣服を脱がし、バビ・ヤール渓谷まで歩かせて一斉に銃殺した…ソ連の捕虜やシンティ・ロマの人々、ウクライナ民族主義者も銃殺され、43年、ソ連がキエフを占領するまでに、10万人にもの人々が殺害された…

  • 2022年4月11日

『亡国のハントレス』(ポーランド・ドイツ・アメリカ)

本書は、前作「戦場のアリス」(「ふぇみん紙」2019年7月25日号掲載)と同様、史実を忠実に織り込んだために生まれる臨場感が半端ではない壮大な歴史小説ミステリー…第二次大戦中、ナチスドイツ占領下のポーランドに「女(ハント)狩人(レス)」と呼ばれた殺人者がいた。森で人を狩り、ユダヤ人の子どもや兵士を殺した冷酷な親衛隊将校の愛人。戦争が終わり、「ニュルンベルク裁判」で、数百万人の殺害が暴かれる陰で、彼女は姿をくらまし…戦争に翻弄(ほんろう)された登場人物たちの過去と現在の物語が、最後に一つに収斂(しゅうれん)していく…

  • 2022年4月11日

『血の葬送曲』(ロシア)

密告と粛清が横行し、誰も信じられないスターリン独裁期のソ連を舞台にした警察小説歴史ミステリー。人肉食まであったという悲惨なレニングラード包囲戦(現在のサンクトペテルブルク1941年9月~1944年1月/872日間)を背景に起こる8年後の事件が発端の、心震える物語…作中、通奏低音として常に音楽がある。包囲戦の中でショスタコーヴィチが「レニングラード交響曲第7番」を作曲し、それが社会的背景でも事件そのものでも大きな意味をもつことになる…