言葉、音声、画像、動画等を駆使し、個人に光を当て、個を大切にした記録活動。表現行為を通して、時空をまたぎ、人とつながり、人と人とをつなげていくことを探求しています。
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記憶を辿る

  • 2022年3月25日

父の沈黙~「女に生まれればよかった」とだけ日記に書いた…(日本/栃木)

父はただ、「女に生まれればよかった」とだけ日記に書いた……「軍隊じゃ、そんな甘いことは言っていられないんだぞ。連帯責任で地べたに食い物をぶちまけられるんだ」…父はただ、自らの血脈に沁みこんだ「男たるもの」を生き続けた……稲塚由美子(「隣る人」工房)

  • 2022年3月25日

母の昭和史~「どうして何も気がつかずにいたんだろう。 それが悔しい。だけどね…」(日本/栃木)

母は言う。どうして何も気がつかずにいたんだろう。それが悔しい。だけどね……。母は、兄の戦死、嫁いびりや部落差別、障害者差別、女性差別、性暴力、老人の孤独を体験するたびに、人間の人間に対する不正、暴力的支配や抑圧に対する憤りというものを身体で感じていたのだと思う……稲塚由美子(「隣る人」工房)