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記憶を辿る

  • 2024年9月25日

ハンセン病差別と琉球弧の軍事化拡大を映すDVD発売

奄美大島生まれ、沖縄在住の奥間政則さん(58歳)。両親は元ハンセン病患者だが、世間のハンセン病への差別・偏見の根深さ故に、子どもたちにハンセン病のことは一切語らなかった。知らぬまま奥間さんはずっと父を恨(うら)み、「なんであんな男と結婚したのか」と母を責めた…

  • 2024年8月31日

新作DVD完成『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則 ~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~』(日本 / 沖縄)

新作DVD完成『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則 ~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~』 2024年9月 (106分) ★上映権・資料付 25,000円(税込) ★個人視聴用(資料付) 3,000円(税込) 詳細は、ここをクリック

  • 2023年2月16日

私の戦争の記憶と戦後:「戦争が奪ったものをたどる~戦死した父の絵手紙・残された母の人生とは…宮﨑黎子さんの語り / ムービー(日本・東京 / フィリピン)

宮﨑黎子さんは1942年生まれ。お父さんの矢野金治さん(享年35歳)が、1942年に出征した満州から妻と幼い娘に宛てた12枚の絵手紙を前に、愛娘の黎子さんは思い出を語ります…戦後50年の節目の年、戦死と聞かされていた父の死の真相を知ることになります。激戦のフィリピンで、敗戦後も生き抜いた父が、捕虜収容所で年若い将校の身代わりとなって亡くなっていた…

  • 2022年11月12日

父の沈黙~「女に生まれればよかった」とだけ日記に書いた…(日本/栃木)

父はただ、「女に生まれればよかった」とだけ日記に書いた……「軍隊じゃ、そんな甘いことは言っていられないんだぞ。連帯責任で地べたに食い物をぶちまけられるんだ」…父はただ、自らの血脈に沁みこんだ「男たるもの」を生き続けた……稲塚由美子(「隣る人」工房)

  • 2022年11月12日

母の昭和史~「どうして何も気がつかずにいたんだろう。 それが悔しい。だけどね…」(日本/栃木)

母は言う。どうして何も気がつかずにいたんだろう。それが悔しい。だけどね……。母は、兄の戦死、嫁いびりや部落差別、障害者差別、女性差別、性暴力、老人の孤独を体験するたびに、人間の人間に対する不正、暴力的支配や抑圧に対する憤りというものを身体で感じていたのだと思う……稲塚由美子(「隣る人」工房)