日本関連
- 2025年4月27日
亡き母・篠﨑シヅの夢が受け継がれた! 宅老所「悠々(ゆうゆう)」から、「隣る人」としての「まごの手」さんへ :「まごの手」大家 / 稲塚由美子
前大家だった母・篠﨑シヅは、まだ介護保険制度もない1990年代に、「宅老所を開きたい!」と思い立ちました。それからは、まだ少なかった宅老所を訪ね歩き、仲間と共に念願の宅老所「悠々」を立ち上げました。確か栃木県初だったと思います。これが、今の「まごの手」さんに繋がります。「たんとんとん」と同じ場所で、同じく楽しいお年寄りの居場所でした。母の口癖は、「人間はただ食べさせて寝せておけばいいってものじゃない」でした…
- 2025年4月16日
DVD「私の沖縄戦体験から 古堅実吉 ~目の前に戦がやってきた~・語りの採録」/ 古堅実吉氏の語りを採録した冊子を販売
沖縄師範学校在学時、「鉄血勤皇師範隊」として召集された古堅実吉氏。戦時の体験を赤裸々に語った言葉の採録を販売します。
- 2025年5月11日
不朽の3作品を通して考える「ハンセン病とは何だったのか」~「国策としての差別」に翻弄された当事者の姿が問う日本人の理念(「福音と社会」Vol.338 / 2025年2月28日 号からの転載 ・文 / 長坂寿久)
「福音と社会」Vol.338 2025年2月28日号に投稿されている『二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~』に関する評論記事。執筆者の長坂寿久さんの許可を得て転載させていただきました。(「隣る人」工房)
- 2025年5月1日
『狂った宴』(イギリス・日本)
「海外名作発掘」シリーズで、往年の巨匠ロス・トーマスの未訳作品が翻訳出版された。しかも、今や戦争指南にまで手を出す「広告代理店」が、独立間近なアフリカの国家元首選挙に暗躍(あんやく)するという騙(だま)し合いミステリーである。作家本人が、ナイジェリアでの大統領選挙を広告代理店に加わって担当したことがあるというのだから、面白くないはずがない…
- 2024年10月6日
『夜明けを探す少女は』(アメリカ・沖縄/日本)
アメリカ発、MWA(アメリカ探偵作家クラブ)賞YA(ヤング・アダルト小説)部門の最終候補作ミステリー…白人警官が黒人を拘束する際の差別的暴力が問題となった「黒人の命も大切だ(BLM/ブラック・ライブズ・マター)運動」を背景に…
- 2024年9月25日
ハンセン病差別と琉球弧の軍事化拡大を映すDVD発売
奄美大島生まれ、沖縄在住の奥間政則さん(58歳)。両親は元ハンセン病患者だが、世間のハンセン病への差別・偏見の根深さ故に、子どもたちにハンセン病のことは一切語らなかった。知らぬまま奥間さんはずっと父を恨(うら)み、「なんであんな男と結婚したのか」と母を責めた…