「隣る人」工房

遺(のこ)す・隣(とな)る・創(つく)る

「隣る」人たちの肖像

人と寄り添い、寄り合い、ほどよい距離感で新たな関係を模索し紡いでいこうとする人たち。

「私」「戦争」

個人の経験に根ざした「私」の「戦争」の記憶…その語り。

そっと…そこに、いる。そして…

誰もひとりでは生きられない。分断ではなく、境界を越えて「隣る人」でありたい。

創る

いまを掴む言葉を求め、さまざまな手段で表現する方法を探求する。

『思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」小さな上映会のご案内 / 2025年11月16日(日) 13:20~14:50 / 会場:パルティとちぎ男女共同参画センター(栃木県宇都宮市)

  • 2025年10月19日

『夜を駆ける女たち』

本作は、全米を震撼させた30人以上の女性が殺害された実際の連続殺人事件(1974~1978年)を元に、女性の視点で現代社会の歪(ゆが)みを描いたサスペンス・ミステリー。社会にはびこる男性優位主義(マティズモ)に対抗して、女性がエンパワメントしていく過程が痛快…

  • 2025年10月3日

『スパイたちの遺灰』(イギリス)

本書は、イギリスを舞台に、暴かれまいとする勢力との心理戦を描くスパイ小説ミステリーである。作者は、大学院で諜報史を専攻した現在35歳の新鋭…アメリカCIA、イスラエルのモサド、ロシアKGBも入り乱れ、各国のスパイが暗躍する現場で、誰と誰が繋(つな)がり、どんな関係だったのか、という人間ドラマとしても非常に楽しめる…

  • 2025年9月26日

DVD 「二つの国策差別に翻弄された父母への想い 奥間政則 ~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~」・東京都人権啓発センター 図書資料室に配架

2025年10月より、DVD 「二つの国策差別に翻弄された父母への思い 奥間政則 ~ハンセン病差別・琉球弧の軍事化拡大~」が東京都人権啓発センター(東京都人権プラザ図書資料室)に配架(貸出可)されます…

  • 2025年10月4日

小さな上映会をしませんか ~ 新作DVD・『母を恋う 子は親の親は子の名を叫びつつ 火群(ほむら)の中を逃げまどうなり 向井 承子』

戦後80年、8月15日発売の「記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験~」DVD『母を恋う 向井承子』を企画・制作…向井さんは、母の記録と共に「戦争の記憶」を遺す最後の世代として「記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験」を「自分の言葉」で語る…

  • 2025年8月2日

『グッド・シスター』(オーストラリア・日本・東京)

オーストラリア発、シングルマザーに育てられた双子の姉妹のそれぞれの語りが紡(つむ)ぐサスペンス・ミステリー。誰かがウソをついている。だが最後まで解き明かせない秀逸な心理劇で、本国オーストラリアのみならずアメリカでもベストセラーになったという…

  • 2025年10月4日

特設・新作DVD『母を恋う 子は親の親は子の名を叫びつつ 火群(ほむら)の中を逃げまどうなり 向井 承子』のご案内(2025年8月 発売)

記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験~1945年4月13日(城北大空襲)、空襲の東京を母と共に逃げまどう。敗戦後、北海道への疎開、飢え、兄の死、「若木に絡みつき養分を吸い取られるような」気がしたという母との葛藤・確執…