- 2025年12月6日
『思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」予告編
『思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」の予告編(7分34秒)。本編はDVD3枚組・総8時間。里親さん、里子さん、実子さん…8人にインタビュー。里親さん・里子さん・実子さん、それぞれの人生のスケッチブック…そして〝奇跡″のDVD…
人と寄り添い、寄り合い、ほどよい距離感で新たな関係を模索し紡いでいこうとする人たちの記録。

『思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」の予告編(7分34秒)。本編はDVD3枚組・総8時間。里親さん、里子さん、実子さん…8人にインタビュー。里親さん・里子さん・実子さん、それぞれの人生のスケッチブック…そして〝奇跡″のDVD…
前大家だった母・篠﨑シヅは、まだ介護保険制度もない1990年代に、「宅老所を開きたい!」と思い立ちました。それからは、まだ少なかった宅老所を訪ね歩き、仲間と共に念願の宅老所「悠々」を立ち上げました。確か栃木県初だったと思います。これが、今の「まごの手」さんに繋がります。「たんとんとん」と同じ場所で、同じく楽しいお年寄りの居場所でした。母の口癖は、「人間はただ食べさせて寝せておけばいいってものじゃない」でした…
…人は、心理的にも身体的にも距離が近くなると、自分の都合のいいように人を動かそうとする。その人はその人であっていいはずなのに、管理しようとする。「この人はこういう人」とレッテルを貼り、「これはどうしたって、こうでなければならない」と決めつける。それが、「差別」や「偏見」の顕(あらわ)れなのだと自覚するのは、思う以上に難しい…
3枚組DVD「思い出がありすぎて~それぞれにとっての家族の形~」ができあがりました。これは、「ファミリーホームばあばぱぱ」にまつわる里親・実子・里子たちのインタビュー集です。
「光の子どもの家」の職員さんたちの日頃の言動の中に、「本当にこれでよかったのか」といつも悩む言葉がある。距離が近ければ近いほど、「こうでしょ」「どうしてこうできないの」とエスカレートしていき、本人のためだという言い訳も頭をよぎる。怒りもする。時にはバトルも繰り広げる…それでも、だ。もしや自分は間違っていなかったか、といつも反省を忘れない。卒園生に対しても、「聴く姿勢」を忘れない。何があっても断罪しない…
関田寛雄さんはいま、日本基督教団の牧師ですが、戦中は牧師の父親のもとに生まれたため、まわりに差別され、悲しい思いをし、その境遇を恨めしく思っていた、といいます。そうであったからこそ、関田さんは、「より日本人」になろう、と思ったそうです。誰もよりも率先して「軍国少年」になりきろうとした…