『母を恋う 子は親の親は子の名を叫びつつ 火群(ほむら)の中を逃げまどうなり 向井 承子』鑑賞された方々の感想

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『母を恋う』拝見しました❗️

辛い戦争体験が中心のお話ですが、なんだかほっこり元気がでます♪
向井承子さんのお人柄、魅力的‼️

いい映像を作っていただき、うれしい。ありがとうございました❗

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前半の戦争体験につづく、今に至る向井承子の闘い、生き方を語った後半。ただただ溜息の連続でした。

向井の歌もそうですが、「ご主人」サマの登場も、向井の現実の生を知るうえで、全体の構成を豊かなものにしているとの印象を受けました。

主役の向井さんは元より、この映像を企画した方には、心から、頭が下がります。感謝の気持ちでいっぱいです。

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DVD「母を恋う」拝見しました。

向井承子さんのお名前は、小児病棟に関するご著書などで知っていましたが、なぜか1冊も読まずに今日に至ってしまいました。インタビューを見て、柔らかい語り口の中にも深い思索に満ちた言葉の数々に感銘を受けました。

お母様との関係を「おんぶおばけ」と表現しておられたのは衝撃でしたが、それほど強い絆があったという証であり、だからこそ「母を恋う」なのでしょう。

夫さんがひょっこり登場したのも面白かったです。向井さんがシャンソンも歌う方だったとは知りませんでした。

東京の空襲については、3月10日の下町大空襲と5月24−25日の山の手大空襲についてはよく知られていますが、城北大空襲のことはあまり知られていないのでは? 

先日、テレビでアニメ「火垂るの墓」を観たばかりで、何度観ても涙が止まらなくなりますが、その直後だったので向井さんの空襲体験が一層リアルに感じられ、胸が苦しくなりました。貴重な記録を本当にありがとうございました。

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城北空襲・被災から北海道への脱出まで、ものすごい体験をうかがいました。

お母さま・小島静子さんの詠まれた痛切な悲しみ・哀しみにも打たれました。いつもながら、「まるごと」聴き入ることのできるこうしたDVDは本当に貴重です。

さきの選挙で排外主義・戦前回帰をポピュリズムにくるめた勢力が「躍進」しました。SNSをベースに日常的にラインやショート動画の連射に浸かっている人たちが激増していると思います。「隣る人」工房DVDの数々はまさにその対極にありますね。

この間のNHK放送ドキュメントでとくに心に残ったのは、浦上の小学校で被爆したある男性のことでした。日本被団協代表理事の横山照子さんがあるとき、被爆体験を公に語らなかったその男性に小学校かどこかで語ることを勧めました。でもその後、彼は二度とそうした語りをしなかったのです。被爆後何十年もたって初めて語ったひともいれば、その男性のように一度語ったけれども、二度と語ろうとしなかったひと。語ることそのものがいかに苦しく痛みをともなうものなのか想像を絶します。

「語らぬこと」の意味もまた深く問わねばならないなと思いました。

向井さんのシャンソンも素晴らしいね。曲はムスタキ、ピアソラなんですね。シャンソンはやっぱり「うた」というより「ドラマ」ですね。

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きょうDVDが到着しましたので、すぐに拝見し、いまこれを書いています。
城北大空襲の描写は超リアルで、具体的すぎるくらいですね!

「ほいとさん」――私の記憶では、「ほいど」です。
函館は道南だから、札幌より濁るんですね、おそらく。ののしり言葉として、「この、ほいど!」とか「ほいどっこ!」みたいに言ってました。

そうこうしてるうちに、「モラハラ」で鍛えられた「夫」様が登場。そっと後ろを通ったり、会話に加わったり(^^)こちらもいいですねえ。

この歌、あれ?「仲間たち」? え!?左に立ってるのはタマーラじゃないの!
去年8月のライブだわ。わあ、トモカさんがピアノ弾いてる!

お母様のことも、初めてうかがいましたが、すばらしい方だったとわかります……と、なんともまとまりのない感想の羅列ですが、それだけ強烈な印象です。

まずは忘れないうちに書いてみました。
このDVD,小学校の道徳の時間に、クラスで子供達に見せるみたいな使い方をしてもらえたらいいですね。

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「母を恋う」拝見しました。様々な思いが去来しました。

向井さんご自身が作家としては6歳の記憶をどこまで書くべきか悩みがあったと思います。そこを作り手の見事な聴く力で詳しくDVDの形で可能ならしめた事は若い世代、引いては後世への多大な貢献であると確信しました。

何よりもご夫妻が幸いにお元気であるのは最大のチャンスだったと思います。86才、91才とは思えないご様子や歌声に感服しました。正直、ご主人(夫さま)は、はじめ徘徊かと心配しましたが、話せ50〜60才台並みの心身だと思われて微笑ましい演技力に騙されてしまいました。助演賞を差し上げたいです。

逆モラハラ(笑)が老化防止とは大発見で我が家でも試したくなりました。

小生は都のガイドで空襲で焼け野原となった新宿界隈の写真をゲストにお見せしてます。都内だけでも1944年11月から終戦にかけて80回以上の空襲かあって今だにあちこちに痕跡があるとの事。また、原爆や沖縄戦以外でも全国各地50都市以上に空爆があり大半の犠牲者は民間人だそうです。

終戦後80年で関連番組もありますが、戦争には勝者も敗者はなく双方、いや全世界が被害者かつ加害者でありそれが未だに世界各地で続く悲惨な状況は悲しく嘆くばかりです。作り手の行動力には尊敬しかありません。

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向井承子さんのDVD拝見しました。

とてもよくまとまっていて歴史的な背景も良く分かりました。インタビュアーの控えめな質問も良かったです。編集も大変だったと思います。貴重なビデオありがとうございました。

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今日、子どもたちと一緒に見せて頂きました。見る前に私の祖父の話などもし、私なりに「何故、今、このDVDをみんなと一緒に見たいのか」ということを誠実に伝えました。

小学校1年生が、ホントに素直にこの数日の私の話や気持ちを受け取ってくれて「(戦争やるっていう人は)バカだよね」「(戦場へは)行きたくないって言うんだよね」と言っていました。(そうだよ)と言いつつ、安堵より私は「敎育」の恐ろしさをハッとするほど感じました。何のために伝えようとするのか、しっかりと考えながら責任を持って伝えたいと改めて思いました。

アジアの国々の中でもあの戦争をどう総括するのか、一方的な解釈や総括ではなく、歩み寄って真実を導き出そうという動きもありますね。バカな大人にはさっさと引っ込でもらって、賢明な次世代に真剣に謙虚に学ぶことを期待したいです。ありがとうございました。

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予告編、拝見しました。貴重なお話ですね。城北空襲という言葉は初めて知りました。このタイミングでこの映像を見られてお話を聞けてよかったです。ありがとうございました!

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