記憶の継承~おばあちゃんの戦争体験~
■向井 承子(むかい しょうこ)
ノンフィクション作家。1939年1月東京都生まれ(86歳)
小学校で「子どもたちの前で戦争体験を話してください」と先生に頼まれ話した
子どもたちは、真剣に聴き、何かを受け取ってくれたように感じたという。
1945年当時6歳の向井さんは、他の多くのこどもたちと同じように「軍国少女」だった。誰からも何も教えられず、ただ世間の空気をそのまま身の内に取り込んでいた。
1945年4月13日(城北大空襲)、空襲の東京を母と共に逃げまどう。
敗戦後、北海道への疎開、飢え、兄の死、「若木に絡みつき養分を吸い取られるような」気がしたという母との葛藤・確執…。
母・小島静子さんは、手記・歌集・自分史を遺した。
戦後80年の今、向井さんは、母の記憶と共に、「戦争の記憶」を遺す最後の世代としてのおばあちゃんの戦争体験を自分の言葉で語る。
上映権付 10,000円 (税込)
個人視聴用 3,000円(税込)
全編字幕付
資料冊子付