- 2022年11月12日
コロナ禍でのCPAO「ホットミール・プロジェクト」/インタビュー/スライド/ラジオ(日本/大阪)
2020年2月末、コロナウィルスの感染が拡大する中、NPO法人CPAO(しーぱお)は、それまでオープンしてきた子どもたちの「居場所」の活動を一旦休止し、手作りの「あったかい弁当」を直接家庭に届ける「ホットミール・プロジェクト」を始める…CPAO代表の徳丸ゆき子さん、事務局長の兼松徹さんにインタビュー。
2020年2月末、コロナウィルスの感染が拡大する中、NPO法人CPAO(しーぱお)は、それまでオープンしてきた子どもたちの「居場所」の活動を一旦休止し、手作りの「あったかい弁当」を直接家庭に届ける「ホットミール・プロジェクト」を始める…CPAO代表の徳丸ゆき子さん、事務局長の兼松徹さんにインタビュー。
BLM(ブラック・ライブズ・マター)運動で揺れたアメリカの新鋭作家デビュー作。根深い人種差別と、抑圧される人々の怨嗟を描き出した犯罪小説サスペンス・ミステリーである… 本書の原題は「五分の三」。二百年以上も前のアメリカ合衆国憲法で、黒人は白人の五分の三の価値しかないと定められていた歴史の数字だ。この条項は既に廃止されているが、今なおアメリカ社会では、人種差別と白人至上主義が根強く残る…
本書は、アメリカの野生動物学者で湿地の保護活動を続けているディーリア・オーエンズが69歳で書いた、文学ミステリーデビュー作。アメリカ南部の「大西洋の墓場」と呼ばれた湿地帯の活写が、リアルでみずみずしい。2019年全米ベストセラー第一位。…本書は、階級や人種、とりわけ白人貧困層の問題に切り込み、格差が広がるアメリカ社会の病理も描き込む。湿地が無残に破壊されるシーンも何度か登場する、差別や環境問題をテーマにした社会派小説でもある…
アメリカ発だが、実際は韓国ミステリーといってもいいかもしれない。韓国人移民の繊細で微妙な心模様、または障害児をめぐる物語を描きこんだ法廷ミステリーだ。韓国からの移民で、アメリカに来てから弁護士になったという作家アンジー・キムのデビュー作である…
…『ウィスパリング・マン』というゲームを模倣して監禁する犯人〈ゲーマー〉。刻々と死の迫る被害者たちの居場所を突き止め、彼らの命を救うためにコルターは力を尽くす。犯人の痕跡を追ううち、いつしかシリコンバレーのゲーム業界の深層へと分け入っていく…
ノルウェー発、第二次世界大戦で中立を宣言しながら、実質ナチスに占領されていたノルウェーを駆け抜けた女性スパイを描いた歴史大河ミステリー。作者は現役のノルウェー防衛相上級顧問で、本書がデビュー作ながら、ガラスの鍵賞など北欧ミステリー賞で三冠を成し遂げている…